2011年5月6日金曜日

子供の被ばく線量20mSvでは食品の被ばくを考慮すると約30mSvになる!!


「子供の年間被ばく線量上限20mSv」とは空間線量のことでした。だったら原発事故被災地の農産物を食べてはいけません。あるいは疎開が必要です。

子供の年間被ばく線量上限が20mSvに定められましたが、福島県に問い合わせたところ、この数字には学校内で被ばくする空間線量しか考慮されていませんでした。

つまり放射能に汚染された食品による内部被ばくや学校外など児童の生活環境からの被ばくが全く考慮されていなかったのです。


食品にも放射性物質が存在します
出典 東京電力
 


福島第一原発事故による食品汚染

これまで食品中の主な放射性物質は自然界に存在しているカリウム40でした。しかし福島第一原発の事故により、食品は放射性ヨウ素や放射性セシウムなど複数の放射性物質に汚染されました。

従来、食品に含まれていたカリウム40による被ばくに加え、放射性ヨウ素と放射性セシウムなどによる被ばくも考慮する必要があります。

現在流通している食品には飲料水と牛乳乳製品に放射性ヨウ素は300Bq/Kg、放射性セシウムは200Bq/Kg、野菜類、魚介類では放射性ヨウ素は2000Bq/Kg、野菜、穀類、肉、卵、魚その他の放射性ヨウ素は500Bq/Kg含まれている可能性があります。


食事による被ばくは小さいでしょう。しかし、



食品からの被ばくは命ある限り続きます

放射性セシウム500Bq/Kgと放射性ヨウ素300Bq/Kgを含んだ飲食物を毎日2kg、1年間食べ続けると8.249mSv/年になります。
 ( 上記文書の例1と例2より、(0.0065mSv+0.0048mSv)×2Kg×365日=8.249mSv/年 )

しかし、実際には放射性セシウムと放射性ヨウ素のほかにウラン、プルトニウム、ストロンチウム、アメリシウム、キュリウムなど他の放射性物質にも汚染されている可能性があり、食品からの被ばくは約10mSv/年くらいに多めに見積もった方が良いでしょう(これは上記条件で毎日2kg飲食するとして計算した場合です)。

福島県の子供たちの学校生活による年間被ばくを20mSvとすれば、これに食品中の放射性物質による被ばくを含めた子供の被ばく量は年間30mSvになります。
( ただし、この計算には空気中のラドンやカリウム40による内部被ばくが入っていません。これらを考慮すると被ばく量はもっと高くなります。 )



年間30mSvはチェルノブイリ避難民の被ばく量
住民の放射線量は放射線測定器を用いた測定結果などに基づき評価されており、主に30km圏内から避難した住民(11.6万人)が受けた放射線の量は、平均約33mSv(外部被ばく20mSv、内部被ばく13mSv)でした。文部科学省が定めた子供の被ばく線量20mSv/年は外部被ばく量ですから食事による内部被ばくを加えると、福島の子供たちはチェルノブイリ避難民並みの被ばくを受けることになります。



子供の被ばく線量を20mSv/年に抑えるには
年間被ばく線量が10mSv/年と高い福島市や郡山市には住めません。せいぜい5mSv/年位の地域に疎開しなければ無理です。



県の食品検査も信用できない

以下 二階堂ドットコムからの情報

=====  以下引用  ===== 

◎◎の牛乳、混ぜて検査!危なくて余計飲めない

 バカはダマされるのかもしれないが、よりによって、◎◎の牛乳は「他と混ぜて薄めて、放射性物質が減ったからOK」なんだって。◎◎県もアホか。

 もう、◎◎県の食べ物は一切信用できません。
 
原乳の放射性物質、基準値下回る ◎◎産経新聞 4月9日(土)0時6分配信
 ◎◎県は8日夜、原発事故を受けて、7日に実施した原乳の緊急時モニタリング検査(4回目)で、放射性ヨウ素、セシウムが暫定基準値を上回った検体はなかったと発表した。県によると、今回から検査方法を改め、前回(3月29日)に暫定基準値を下回った市町村の原乳は戸別検査をせず、県内10の乳業メーカーなどが、他の市町村産と混ぜた後の原乳で測定した。県は、約1週間後に予定する次回検査で、基準値を上回らなければ、国と調整して出荷制限を解除していく構えだ。
 
 ありえません。やつらは、日本米と混ぜたタイ米のように出荷する予定です。
 私は嘘と思ったのですが、本当です。こんなインチキがありますか。 ◎◎県は「ウソ・インチキ・紛らわしい」とおぼえておきましょう。

===== 引用終わり =====

この引用記事が事実かどうか念のため県に電話で問い合わせていますが「そんな記事は知らない。わかりません」とのことで明確な回答はいただけませんでした。なお、関係者の調査で上記内容が事実ではないと判明したら、上記引用部分は削除しますのでコメント欄に書き込んで連絡ください。


コメント

文部科学省が子供たちの被ばく線量上限を20mSv/年に設定した。20mSv/年という高いレベルに設定するのも問題だが、実は20mSv/年とは学校での空間線量であり、食品による内部被ばくが含まれていないのだ。

つまり子供たちが学校で20mSv/年浴びるのは外部被ばくであり、食事を通じて更に10mSv/年程度被ばくする可能性があるのだ。これだけで合計30mSv/年になる。

現実問題として被ばく線量上限を20mSv/年に抑制しようとすれば環境からの放射線を抑制する必要があり、福島市や郡山市など被ばく線量が高い地域には住めないことになり、いずれにせよ疎開が必要です。

計算すればこうなります。「妊婦と子供は疎開した方が良いです」
健康は国に頼るのではなく自分で守ってください。

2011年5月4日水曜日

妊婦と子供たちは疎開した方が良い。その2


文部科学省が5月4日に公開した放射性物質拡散予測により、甲状腺がんを引き起こす放射性ヨウ素が多量に放出されたことが明らかになりました。


福島の子供たちの年間被ばく限度上限(20mSv)
はチェルノブイリ避難民並みに高い
文部科学省が定めた子供たちの年間被ばく線量上限(20mSv)はチェルノブイリ級である。ベラルーシ、ロシア、ウクライナの汚染地帯の住民よりも高い。日本の原発労働者の年間被ばく限線量度量は250mSvでチェルノブイリの原発労働者より被ばくが多い。

出典 「国連科学委員会報告2008年チェルノブイリ事故の放射線の健康影響について」国立がん研究センター http://www.ncc.go.jp/jp/information/pdf/shiryo1.pdf


福島県民の年間被ばく量推定
赤いライン内の地域は年間被ばく量が20mSv、青いライン内では年間被ばく量が10mSvである。子供の年間被ばく上限は20mSvとされたので、子供は赤いライン内に入れない。一層の安全を考えて子供を青いライン内に入れない方が良いという意見もある。


事故で拡散した放射性ヨウ素は
小児の甲状腺がんを引き起こします。
出典 東京電力(事故後このHPは削除されました)
住民の放射線量は放射線測定器を用いた測定結果などに基づき評価されており、主に30km圏内から避難した住民(11.6万人)が受けた放射線の量は、平均約33mSv(外部被ばく20mSv、内部被ばく13mSv)でした。 事故の発生した1986年時点の被ばく年齢別に見ると当時4歳以下の子供が最も影響を受けやすいことが判ります。


甲状腺がんは女性に多く発生した
出典 「国連科学委員会報告2008年チェルノブイリ事故の放射線の健康影響について」国立がん研究センター


出典 国立がん研究センター
先天性奇形の頻度は低線量被ばくでも高線量ひばくと変わらなかった。

福島第一原発の危機は終わっていない
今後も放射能は放出される
3月12日午後3時30分ごろに福島第一原発1号機が爆発し大量の放射性物質が放出されました。大量の注水により原子炉の爆発を防いでいますが危機は続いており、再度爆発する可能性が十分あります。


1号機爆発直後の放射性ヨウ素拡散予測
出典 文部科学省
1号機爆発事故の直後、放射性物質は北西へ放出された。これは放射性ヨウ素の拡散予測である。放射性ヨウ素は子供の甲状腺に取り込まれて甲状腺がんの原因になる。


夕方には放射性ヨウ素が40キロも拡散した。
放射性ヨウ素が放出されましたが放射能影響予測の結果は公表されませんでした。1号機が爆発した当日、北側40キロ圏内にいた人々は被ばくした可能性があります。この図は平成23年5月4日にようやく公開されました。事故当初より放射性ヨウ素が福島第一原発から北西方向に広がっていくのが判ります。文部科学省などが公開しなかったのは「市民に不安を与え、パニックが起きるのを恐れたため」と言われています。しかし、彼らの判断は結果的に被ばく者を増やしました。



1号機の原子炉水位は上昇せず燃料露出中
原子炉圧力が上昇中で放射線も増えており危ないです
現在、原子炉の冷却のために大量の注水が行われていますが原子炉水位は上昇せず、核燃料は露出したままの状態が続いており、原子炉圧力は上昇し続けています。

4月27日、東京電力は「SHC(シャットダウン・クーリング)ポンプ室」と呼ばれる部屋の入り口付近で1時間当たり1120ミリシーベルトの放射線量を測定したと発表しました。4月29日時点では毎時1200ミリシーベルトと更に上昇した。

1号機は圧力が上昇しており、近いうちに爆発する危険がある。放射線量が上昇しているのは原子炉が壊れつつあるからだ。

 

子供の被ばく上限を20mSv/年に設定したのも
チェルノブイリ超
子供たちの健康への不安が強まる中、文部科学省は被ばく上限を引き上げることで被ばくを曖昧にし、被ばくを低減させる対策をせず、このまま放置しようとしています。


武田邦彦教授より<原発緊急提言03 >「被曝を避けるには」 2011.3.14


コメント
福島第一原発の1号機がそろそろ危ない状態です。原子炉圧力は上昇しており放射線量が増えています。つまり壊れつつあるということです。短期間のうちに再爆発してもおかしくありません。
結論は1つです。妊婦と子供は疎開させましょう。特に女性は甲状腺がんに罹りやすいので早く疎開した方が良いです。当然ながら農産物も汚染されているので、少なくとも子供には汚染の無い安全な地域の農産物を食べさせよう。自分と家族の健康は人任せにせず自分で判断して自分で守ってください。

2011年5月2日月曜日

子供は疎開させて安全な食品を食べさせよう


文部科学省は子供たちを守らない

原発事故では文部科学省が放射線被害を予測し、自治体に通報するために約130億円以上をかけて開発した「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」(SPEEDI)がある。しかし、稼働したのは震災から10日後で、同じく政府が原子力災害に備えて155億円をかけた独立行政法人・原子力安全基盤機構の「緊急時対策支援システム」(ERSS)のネットワークは稼働さえしていない。

また、明確な理由の説明がないまま子供の年間被ばく上限をこれまでの20倍である年間20mSvに引き上げてしまった。これは米国の原発労働者の被ばく上限と同じ基準である。
どうやら文部科学省は原発事故が無かったものとして放置したいようだ。もう国に頼るのはよそう。子供の健康を他人任せにしてはいけない。子供は疎開させて安全な食品を食べさせよう。


子供の甲状腺被ばく線量
原発事故で放出された放射性ヨウ素は小児の甲状腺に蓄積して甲状腺がんの原因になる(文部科学省作成)。



爆発した1号機と3号機の北西で放射線量が高い
平成23年4月24日現在
文部科学省の線量測定マップと東京電力のサーベイマップを比べる(上が北)と放射性物質は北西に堆積している。南東の風が吹くことが多かったようだ。放射能を含む風は双葉町、浪江町、飯館村に向かった。


福島第一原発放射線量の推移
毎日新聞
 3号機の爆発直後の放射線量はそれほど高くないようだが、この図では風向きによる影響が考慮されていない。風下では放射線量が高かったはずである。


過小評価される福島第一原発事故、
初めからチェルノブイリを超えていた!
産経新聞 2011.04.28
東京電力福島第1原発の事故で現在、東京の地表から検出される放射性物質(放射能)の量は事故前の数万倍に上る。しかし1960年代初頭にも、海外の核実験の影響で、日本でも高いレベルの放射性物質が検出されていた。しかし、今回の福島第一原発事故は日本人にとって過去最大の被ばくになる。


当初から汚染は北西に広がっていた
東京電力が発表した平成23年3月20日のサーベイマップ上に、線量に応じて色の違うラインを描いた。この時点で3号機を中心に汚染が広がっており、放射能が飯館村のある北西方向に広がっていくことが予想できたと思われる。


米国エネルギー省による福島上空モニター結果
汚染は北西に広がっており30キロ圏外に達している。平成23年3月22日
( 1 Sv = 100 rem = 100,000 mrem  10μSv =1mrem  10mSv =1rem )



地上および上空からのモニター結果
平成23年3月30日から4月3日のデータ
徐々に汚染が拡大していく
( 1 Sv = 100 rem = 100,000 mrem  10μSv =1mrem  10mSv =1rem )



被ばく線量トレンドグラフ
( 1 Sv = 100 rem = 100,000 mrem  10μSv =1mrem  10mSv =1rem )



年間被ばく線量推定
80キロ圏内は放射線量が高い
平成23年3月16日から今後一年間で被ばくする線量推定
赤色の地域で生活すると年間20mSv以上被ばくする。これは文部科学省が定めた小児の被ばく上限であり、当然子供は住めない。
黄緑の地域では年間5~10mSv被ばくする。
青の地域で生活すると年間1~5mSv被ばくする。
福島第一原発事故の影響を年間1mSv以下にするには80キロ離れる必要がある。
( 1 Sv = 100 rem = 100,000 mrem  10μSv =1mrem  10mSv =1rem )



3月17日から4月17日までのモニター結果
( 1 Sv = 100 rem = 100,000 mrem  10μSv =1mrem  10mSv =1rem )
北西が汚染されているという実態は変わらない。
放射能の放出が一日も早く止むように願う。



コメント

一般人の年間被ばく量は年間1mSvと定められている。文部科学省が急遽定めた小児の年間20mSvという被ばく限度量は成人の年間被ばく限度量の20倍であり、米国の原発労働者の被ばく量上限値である。

文部科学省は放射能被ばくを軽減させる努力をせず、基準値を引き上げることで放射能問題を放置しようとしている。

我が子の安全を他人任せにするのはやめた方が良い。しかし残念なことに子供の被ばく量を従来の年間1mSv以下に抑えようとするならば福島第一原発から80キロ離れる必要がある。また、汚染は原発の北西に広がっており、北西方向への避難は避けるべきだ。仕事があるので無理という事情もあるだろうが放射性ヨウ素の影響を受けやすい子供たちだけでも実家や親せき、友人宅などに疎開させるのは不可能ではないだろう。

当然ながら農産物も汚染されているので、少なくとも子供には汚染の無い安全な地域の農産物を食べさせよう。

参考

原発事故で失った「放射性ヨウ素の無い世界」。福島の子供は疎開して下さい。
http://phnetwork.blogspot.com/2011/05/blog-post.html

文部科学省「子供の被ばくを米原発作業員並みに設定」

4月21日付「3号機の使用済核燃料プールの底が見える」の画像を修正


3号機建屋海側の壁の損壊状況についてコメントがありましたので画像を修正します。

3号機の使用済核燃料プールの底が見える(4月21日)
http://phnetwork.blogspot.com/2011/04/blog-post_21.html

なお元の記事はコメントで補足されているので変更せずそのままにしておきます。

海側から見た3号機
3号機を海側から見た写真です。3号機建屋では2階部分の屋根が海側に飛び出ていましたので、これを考慮して柱に黄色いラインを引いていきます。海側から見た3号機の柱は一部天井部分まで残っているようです。右上に設計図をペーストし、同じ部分を黄色く着色してあります。海側から見ると5階部分だけが崩れたように見えます。


反対側から見た3号機
5階部分(黄色いライン)のフロアが一部崩れており、天井部分まで残った柱は海側だけであることが判る。4階(赤いライン)のフロアが見えています。4階でもフロアの一部が崩れ、青い円内に3階のフロアが見えるようです。


2号機側(北西)から見た3号機
やはり5階フロア(黄色いライン)の一部が壊れ、損傷は4階(赤いライン)まで及んでいるようです。青い円内の損傷は特にひどく3階部分まで損傷が及んでいるように見えます。動画は下記参照下さい。




外観から見た損傷範囲
3号機の外観から5階フロアの設備は全壊しています(黄色いライン)。建屋の北西部分では5階フロアが崩れ落ちており、4階の設備も被害を受けています(赤いライン)。3階の天井や壁が崩壊している箇所もあるように見えます(青い枠内)。以上より、3号機の建屋を南から見ると黒の点線から上部が損傷を受けたようです。ただし、正確なラインは引けません。
外見上は少なくとも3階の一部にも損傷が及んでいるようですが、3階部分がどの程度の損傷を受けたかは不明です。


コメント
 
公式発表では3号機は5階部分だけが損壊したとされていますが公開されている写真からは、少なくとも3階部分にも被害が及んでいるようです。ちなみに3号機の内部映像(下)では1階部分も破損しています。防衛省が撮影した動画「平成23年3月27日 福島第1原発状況」(上記の動画)では、映像が削除(カット)された部分が多々あり、未公開の映像があるようです。

原発作業員や政府、保安院も正確な損壊状況を把握しているのでしょうか? とても心配です。

よかったら下記の記事もご参考下さい

3号機は1階の壁や天井にも穴が開いている
爆風で開いたドア(青枠)の上方の天井に穴(黄色の円内)が開いており鉄筋が見えている。
3号機1階の壁には穴(黄色い円内)が開いており鉄筋が見えている。


3号機内部ロボット撮影で「天井や壁に穴」
http://phnetwork.blogspot.com/2011/04/blog-post_27.html

放射能汚染の最大の原因は3号機の穴か
http://phnetwork.blogspot.com/2011/04/blog-post_24.html

3号機の原子炉上部から白煙が出ている
http://phnetwork.blogspot.com/2011/04/blog-post_2030.html

2011年5月1日日曜日

原発事故で失った「放射性ヨウ素の無い世界」。福島の子供は疎開して下さい。

平成23年3月11日まで私たちは「放射性ヨウ素の無い世界」に住んでいました。放射性ヨウ素は甲状腺がんの原因です。

暫定基準はインチキです。そもそも環境中に「放射性ヨウ素」は無かったのです。

福島第一原発が事故を起こすまで我々は放射性ヨウ素などとは無縁の世界に住んでいたようです。東京電力のホームページに掲載されていた資料をご紹介します。東京電力自身も放射性ヨウ素が拡散するなどとは予想していなかったらしく「放射性ヨウ素」という言葉は出てきません。


主な監視対象はセシウム137とカリウム40だった
(放射性ヨウ素は無かったから)
出典 東京電力


平成21年度の測定結果
放射性ヨウ素は検査対象外だった
平成21年度の検査結果は原発運転開始前と変わらなかったという。
ウランの核分裂で生じる放射性ヨウ素は検査されていなかった。
出典 東京電力 柏崎刈羽原発


自然放射線
(福島第一原発事故前)

自然界からの放射線の量は1年間に世界の平均で2.4ミリシーベルトと評価されていました。その内訳は、
出典 東京電力


日本と世界の自然放射線線量比較
(福島第一原発事故前)

日本各地の自然放射線の量(ラドンなどの影響を除く)を比較すると、最も高いところで岐阜県の年間1.19ミリシーベルト、最も少ないところで神奈川県の0.81ミリシーベルトです。この差は0.38ミリシーベルトもあります。これは主に大地からの放射線の量の違いで生じています。大地からの放射線は、大地の中の岩石に含まれるウランやカリウムなどからの放射線です。日本各地の放射線の量を見ると、関東地方より関西地方の方が多くなっていますが、関東地方は放射線を出す物質が多く存在する岩盤の上に関東ローム層が布団のように被さっていることから、放射線を遮り、少なくなっていると言われています。  
 一方、外国ではもっと多いところがあります。ブラジルのガラパリでは年間10ミリシーベルトの放射線を受けると言われています。これは土壌中に含まれるトリウムを含むモナザイトという石(鉱物)の影響と言われています。また、インドや中国などにも放射線の量の多い地域があります。

文部科学省は子供の年間被ばく限度量を20ミリシーベルト/年に引き上げたが、これは平均的な日本人の年間被ばく量の20倍である。文部科学省の決定がいかに常軌を逸しているか良く判る。

出典 東京電力


体内および食品中の放射性物質に
放射性ヨウ素は考慮されていなかった
(福島第一原発事故前)
出典 東京電力


自然放射線
(福島第一原発事故前)

福島第一原発の事故の前は我々が自然界から浴びる放射線量は1年に2.4ミリシーベルト(世界平均)だった
出典 東京電力


放射性ヨウ素による内部被ばくは
東電も想定外だった
(福島第一原発事故前)
出典 東京電力



コメント
文部科学省は子供の年間被ばく限度量を20ミリシーベルト/年に引き上げました。これは決して容認できない世界一の被ばく量です。放射性ヨウ素は甲状腺がんの原因です。幼い子供ほど甲状腺がんを発病しやすくなります。

福島県にお住まいの方は早急に子供を県外へ疎開させてください。

今回は原発事故と同時に東京電力ホームページから削除された多数の資料を紹介しました。

平成23年3月11日まで私たちは「放射性ヨウ素の無い世界」に住んでいました。

「放射性ヨウ素」はウランの核分裂で生じる物質であり原発事故が起きなければ環境中に「放射性ヨウ素」は無かったのです。

東京電力のホームページに掲載された資料を見る限り、東京電力も放射性ヨウ素が拡散するなどとは予想していなかったようで「放射性ヨウ素」の説明は出てきません。
福島第一原発が事故を起こすまで我々は放射性ヨウ素とは無縁の世界に住んでいたようです。
平成21年までは東京電力の主な監視対象はセシウム137とカリウム40でした。

日本各地の自然放射線の量(ラドンなどの影響を除く)を比較すると、最も高いところで岐阜県の年間1.19ミリシーベルト、最も少ないところで神奈川県の0.81ミリシーベルトでした。

福島第一原発事故の前は自然界から浴びる放射線量は1年に2.4ミリシーベルト(世界平均)でした。なお、高いとされるブラジルのガラパリでも年間10ミリシーベルトだそうです。

文部科学省は子供の年間被ばく限度量を20ミリシーベルト/年に引き上げたが、これは平均的な日本人の年間被ばく量の20倍で、世界1の被ばく量になります。文部科学省は「原発事故は無かった」ことにするようです。

放射性ヨウ素による内部被ばくについては東京電力も想定外で全く調査していません。

野菜や魚介類から放射性ヨウ素が検出されたという報道が毎日続き、「放射性ヨウ素」が太古の昔からあったような印象を受けてしまいます。国も暫定基準という新たな基準を設け「原発事故は無かった」という幻想を作ろうとしているようです。

文部科学省は子供の年間被ばく限度量を20mSvに引き上げたが、この数字は日本人の昨年の年間被ばく量の20倍になる。世界一の被ばく量です。

国は水や食料に新たな暫定基準を設け、被ばく限度量も引き上げられました。国は「国民を被ばくから守る」ことを放棄したようです。

これでは福島への旅行や居住、福島産の食品を食べることはあきらめるしかない。放射性ヨウ素による甲状腺がんを予防するため、直ちに福島県の子供たちを県外に疎開させてください。