人工地震 大きすぎた!
新幹線ダイヤ乱れる
1984年 3月12日読売新聞
出典 LEGACY OF ASHES
原爆で人工地震
ネバダで14日に初実験
1957年 9月 7日読売新聞
出典 だいだいこん
人工地震発生装置を搭載した「ちきゅう」
「ちきゅう」の掘削装置の先端には放射性物質が詰まったカプセルが装着されている。
2007年10月29日 文部科学省
地震の起きそうな地点を掘削している
出典 だいだいこん
「ちきゅう」が搭載する人工地震発生装置の解説
Deep Sea Drilling Vessel CHIKYU Expedition 314-02
人工地震発生装置の解説 (1分43秒頃)
「ちきゅう」のミッション
次は南海トラフで地震が起きる?
1973年8月30日 読売新聞 「地震 発生待つより制御研究を たまったエネルギー人工地震で発散 予知だけで防げぬ」
出典 だいだいこん
地下に水を注入しながら掘削する「ちきゅう」
ライザー掘削システム
311地震の直前に「ちきゅう」は何をしていた?
【 2011年3月9日 『ちきゅう』八戸沖で海底下2,200メートル掘削へ 】
311地震発生時には八戸港に避難していた
「ちきゅう」は震災前から311地震の震源地を掘削していた。(4分50秒頃)
ちきゅうTV Vol.13 東北地方太平洋沖地震調査掘削
出典 JAMSTEC
掘削による影響で、巨大地震を誘発する?
彼らはリスクを知っていた!
掘削による影響で、巨大地震を誘発する?
「南海トラフ地震発生帯掘削計画」についてテレビで知りました。「ちきゅう」は科学史上初めて巨大地震の震源まで掘削し、そこを直接観測するということなのですが、逆にこの掘削による影響で、巨大地震を誘発してしまうようなことはないのでしょうか。
回答者: 倉本 真一
IODP推進室
IODP推進室
掘削が巨大地震を引き起こすキッカケになるのではないかというご質問ですが、その背景には、地震のメカニズムの説明に2次元的な地下の断面でアスペリティーと呼ばれる地震の核になるような部分があり、そこで最初のスリップ(破壊)がおこる事によって巨大地震が引き起こされる、というモデルが最近良く説明されるようになった事にあると思います。
地震は断層運動として捉えられていますが、その断層運動のエネルギーは断層面で接した所での歪(ひずみ)の蓄積と考えられています。その歪(ひずみ)は断層面の摩擦強度に依存していて、特に地震の時にのみ動く場所を「アスペリティー」と呼んでいます。(アスペリティーを直訳すると「でっぱり」というような意味となります。)このアスペリティーでの摩擦強度が弱まる現象が起こったときに地震が発生します。
結論としては、掘削によって巨大地震が引きこされることはありません。掘削が仮にアスペリティーを掘削したとして、アスペリティー全体の破壊を進行させるような影響、特にアスペリティー内の圧力を上昇させ、破壊を引き起こす事(摩擦強度が小さくなる)とは、掘削は逆のセンス(圧力は下がる)ですし、何よりもスケールとしてはアスペリティーが数十キロオーダーあると考えられているのに対して、掘削孔は直径20センチメートル程度ですので、針でつつくよりも小さい穴をあける事と同じです。全く無視できると考えてよいかと思います。「ちきゅう」は、掘削前に様々な探査技術を使って、地下の状況を特定し、その上で掘削計画を立案し、様々な専門家の評価を受けて行っています
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/QandA/index.html#q17
■本日、2012-4月15日より、約1ヶ月、
返信削除東北大地震の震源域で、10カ国による
「掘削調査」が、「ちきゅう」によって、行われるようです。
短いニュース動画ですが。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=YD5vxZW54nI&feature=relmfu
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