2011年11月15日火曜日

2号機は再臨界していた?

11月2日、東京電力は「小規模な臨界が起きた可能性がある」と発表した。翌日、「臨界は無かった」と訂正されたが、ヨーロッパからロシアにかけての広い範囲で、先月から今月にかけて、大気中からごく微量の放射性ヨウ素が観測されたことが分かり、当局が原因を調査中だ。



注)ロゴが入っている画像はトリミング、画質調整、などで加工してあります。
オリジナル画像はURLからご入手ください。



東京電力が再臨界の可能性を発表
福島第一原発でキセノン検出 (ZDF,KBS) 11月2日




核分裂を裏付ける半減期の短いキセノン検出
出典 東京電力



2号機に窒素を注入しても圧力は上がらず、
2号機の格納容器は破損している
出典 東京電力




慌てて臨界を否定する保安院
「自発核分裂は最初から想定できたはず」
⇒ 本当は臨界だった?
【原発】キセノン・・・保安院「自発核分裂」を追認(11/11/08)
http://www.youtube.com/watch?v=CIH-_ukcOZc



欧州などでヨウ素131検出
放射性物質の「ヨウ素131」は、自然界に本来は存在せず、ウランなどの核分裂によって生成される。
ヨーロッパからロシアにかけての広い範囲で、先月から今月にかけて、大気中からごく微量の放射性ヨウ素が観測されたことが分かり、IAEA=国際原子力機関や関係国の当局が原因を調べています。…オーストリアでは、現地の当局が先月17日以降、ヨウ素131を観測していて、その値は最大で1ナノシーベルトと、福島第一原子力発電所の事故のあとにオーストリア国内で観測された値の100分の1程度だったということです。
出典 NHK
欧州 広範囲で微量放射性物質

 


ヨウ素の急増について(速報)
武田邦彦 石油、石炭資源はあと8000年分はある


岩手県奥州市、東京都の一部などで高い放射性ヨウ素が検出されています。8月上旬から中旬にかけて福島原発から排出されたものと考えられ、当然、原発側は把握していると思います。


今のところ、検出値は低い(1キロあたり3000ベクレル以下)なので、急な行動は不要ですが、このことについて政府、東電、マスコミが黙っていることに注意をしなければなりません。 平成23年9月10日 武田邦彦



岩手県、東京都でヨウ素131が検出
奥州市下水道課によると、8月25日の採取分で、2300ベクレルを検出。31日は590ベクレル、9月6日も480ベクレルを検出した。原発から200キロ以上離れた東京都でも数値が急上昇した。8月15日~16日にかけて、各地の下水処理施設で採取された汚泥に含まれるヨウ素131の濃度が上がり、東部スラッジプラント(江東区新砂)や清瀬水再生センター(清瀬市下宿)では150ベクレルを記録した。直近では不検出か微量の検出にとどまっていた。

出典 zakzak
東京で大異変…ヨウ素が急上昇!何が起きているのか



 8月から9月にかけて再臨界を疑う放射性ヨウ素が検出

東京都の下水処理施設における放射能等測定結果 
 試料採取日 8月26日~30日 
 (1)脱水汚泥 単位:Bq/kg
施   設   名放射性
ヨウ素131
放射性
セシウム134
放射性
セシウム137
東部スラッジプラント (江東区新砂)
100220260
葛西水再生センター (江戸川区臨海町)
23380480
みやぎ水再生センター (足立区宮城)
22210240
新河岸水再生センター (板橋区新河岸)
26090130
南部スラッジプラント  (大田区城南島)
32110120
北多摩一号水再生センター (府中市小柳町)
1206984
南多摩水再生センター (稲城市大丸)
311728
北多摩二号水再生センター (国立市泉
不検出170210
浅川水再生センター  (日野市石田)
87不検出不検出
多摩川上流水再生センター (昭島市宮沢町)
251520
八王子水再生センター    (八王子市小宮町)
不検出2421
清瀬水再生センター  (清瀬市下宿)
512224
出典 東京都



奥州市前沢下水浄化センター発生汚泥等の放射性物質濃度測定結果
試料名:脱水汚泥ケーキ                   
単位:Bq(ベクレル)/kg 
採取日
測定日
I-131
Cs-134
Cs-137
Cs-合計
平成23年7月7日
平成23年7月14日
不検出
81
100
181
平成23年7月21日
平成23年7月23日
不検出
71
64
135
平成23年7月28日
平成23年7月30日
不検出
58
79
137
平成23年8月4日
平成23年8月7日
不検出
38
76
114
平成23年8月11日
平成23年8月12日
不検出
33
52
85
平成23年8月25日
平成23年8月27日
2,300
47
52
99
平成23年8月31日
平成23年9月2日
590
20
57
77
平成23年9月6日
平成23年9月6日
480
82
96
178
出典 奥州市



実は2号機プールも危機的状況!
2号機使用済燃料プールの放射線量は4機中最悪
出典 東京電力



2号機の使用済核燃料もメルトダウンか?
【原発】2号機燃料プール 放射性物質の除去開始(11/11/07) 
出典 ANN




2号機に設置される放射能除去装置
出典 東京電力
福島第一原子力発電所2号機使用済燃料プールにおける放射性物質除去装置の設置状況



福島原発2号機には29億ベクレルの水たまり
福島原発2号機の29億ベクレルの水たまりについて。 2011 03 27


2号機タービン建屋には原子炉の1000万倍の放射能

原子炉の放射性物質漏えいか-2号機タービン建屋で高濃度検出(1)        
保安院の西山英彦審議官は27日午前の会見で、2号機のタービン建屋にたまった水を26日に採取したところ、毎時1000ミリシーベルト以上の放射性線量が検出されたことを明らかにした。水は「原子炉由来の可能性が高い」という。NHKは同日正午のニュースで、放射線量は通常の原子炉の水の1000万倍に相当すると報じた。   
出典 ブルームバーグ 2011/03/27 13:35 JST  


 

2号機から海へ放出される汚染水
出典 東京電力




実は、2号機の原子炉に水は存在しない!
水があれば原子炉圧力はゼロにならない!
出典 原子力技術協会



誰も信用してませんが…


 
福島第一原発の燃料「露出は3%以下」というが
東京電力は福島第一原発の燃料の状態について「露出している燃料は3%以下で燃料は十分冷やされている」という見方を示しました。
福島第一原発の燃料「露出は3%以下」


 

枝野氏「ただちに影響がないは7回しか言ってない」
枝野本人「ただちに影響がないは7回しか言ってない」


 

福島の子供たちに心臓病増加の危機!セシウムが影響!
バズビー教授(字幕)




食の安全への不安が高まる
ベラルーシでの対策に注目が集まる
『食の安全 ベラルーシから学ぶこと』 石川洋一解説委員




コメント

11月2日、東京電力は半減期の短い放射性キセノンが検出され「小規模な臨界が起きた可能性がある」と発表した。翌日、東京電力は「臨界ではなく自発核分裂によるもの」だと説明したが、保安院は「自発核分裂は最初から想定できたはず」と指摘する。

ところが、ヨーロッパからロシアにかけての広い範囲で、先月から今月にかけて、大気中からごく微量のヨウ素131が観測されたことが分かり、当局が原因を調査中だ。ヨウ素131は、自然界には存在せず、ウランなどの核分裂によって生成される。

実は日本でも8月から9月にかけて岩手県や東京都などでヨウ素131が検出されており、福島第一原発で再臨界が起きた可能性は既に9月頃から指摘されていた。

建屋の損傷が少ない2号機は話題になりにくいが、2号機には29億ベクレル/mlの水たまりが存在し、2号機タービン建屋の滞留水から原子炉の1000万倍の放射能が検出されている。使用済核燃料プールの放射線量も2号機が最悪で、更に悪い事に2号機の汚水は海に漏れていた。

2号機には窒素を注入しても圧力が上がらず、原子炉圧力もゼロで原子炉内に水が存在しないことが示唆されているが、東京電力は2号機の核燃料について「露出は3%以下」などと言っている。





 



2011年11月8日火曜日

再臨界騒動の裏で5号機6号機のトリチウム漏れ

有耶無耶にされた5号機6号機の放射能漏れ

岡田政務官は5・6号機汚水の処理水を飲んだが、その中にはトリチウムが含まれていた。トリチウムは主に原子炉で生じる物質で、トリチウムの検出は原子炉に注入した水が格納容器外に漏れていることを裏付ける。5号機と6号機は冷温停止中とされているが現実には壊れているようだ。


注)ロゴが入っている画像はトリミング、画質調整、などで加工してあります。
オリジナル画像はURLからご入手ください。


トリチウム汚染水を散水する作業員

5、6号機滞留水の浄化後の構内散水風景
出典 東京電力


東京電力は2600Bq/Lのトリチウム汚染水を散水
構内散水に使用している福島第一原子力発電所5、6号機滞留水の処理水について
出典 東京電力
トリチウム検出は5号機6号機の格納容器が壊れた証拠


日本の水のトリチウム濃度は1Bq/L
東電は2600Bq/Lのトリチウム汚水を散水
出典 中国電力
http://www.chuden.co.jp/resource/energy/hama_haikibutsu_tritium.pdf


5号機と6号機の原子炉も壊れている!
トリチウムは主に原子炉で生じる物質だ!
出典 中部電力




原子炉に注水した水は格納容器から漏れ出てタービン建屋に流れる
出典 東京電力
福島第一原子力発電所 放射性滞留水の回収・処理の取組み ~水処理(放射能除去)の仕組み~
トリチウムは遺伝子を傷付ける
空と海に放出される若狭のトリチウム 山崎隆敏


園田政務官が飲んだ水もトリチウムを含む
【原発】「たまり水」をゴクリ 園田政務官がPR(11/10/31)


参考

園田政務官が飲んだ水にトリチウムが含まれる
園田政務官、福島原発の浄化水飲む
園田政務官は5号機と6号機の処理水にトリチウムが含まれると発表している。




トリチウムを環境に放出する人たち

出典 東京電力



5/6号機の放射能漏れを有耶無耶にした臨界騒動
【原発】2号機で核分裂・再臨界の可能性!キセノン検出でホウ酸水注入
http://www.youtube.com/watch?v=K21lS5FHmyg


大量のウランと水があれば臨界は起き得る
小出裕章:キセノン検出による臨界について

2号機“一時臨界か”監視続ける
放射性物質の量が半分になる半減期は、キセノン133が5日、キセノン135が9時間といずれも短いため、最近、核分裂反応が起き、臨界が一時的に一部の場所で継続した可能性もあるとみています。
出典 NHK 11月2日 18時0分


自発核分裂も制御できない
(制御棒は壊れてる…)
出典 東京電力 核分裂反応の模式


実は臨界が起きても判らない!
原発事故相 再臨界確認方法を検討
細野原発事故担当大臣は、福島第一原子力発電所の2号機内の気体から放射性物質のキセノンが検出された問題に関連して、原子炉で再臨界が起きていないことを確認する方法を検討する考えを示しました。


炉心溶融物がどこにあるかも判らない
元東芝原発格納器設計技師・後藤政志氏は「制御できているように一見、見えるけれども、実はきちんとコントロールなんかできてない。なぜかと言ったら、繰り返しますけれど、炉心溶融物がどこにあるかというのもわからないんだから、それを言葉のうえでですね、冷温停止とか、あたかもコントロール下にあるようなことを言うのは、わたしは間違いだと思います」と述べた。
福島第1原発2号機キセノン検出 保安院から官邸への連絡に遅れ 深夜の連絡を翌朝報告
出典 FNN 11/03 01:24
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00210799.html


2号機1階の線量
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋1~5階 ロボットによる雰囲気線量・温度の測定結果



臨界騒動の2号機より3号機の方が深刻
3号機地下に強い線源がある。核燃料は地下に落下している。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋1階ロボットによる通路上干渉物移動ならびに干渉物移動後の線量測定
出典 東京電力



再臨界騒動で有耶無耶にされたトリチウム問題

東電の技術ではトリチウムが除去できない
5・6号機滞留水処理後の分析結果
出典 東京電力
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_111024_03-j.pdf


横浜の放射能騒動に不安の声
横浜市の汚染シイタケを800人が食べる

横浜市によりますと、国の暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出されたのは、戸塚区の「舞岡公園」にある農村体験施設で栽培・加工した干しシイタケです。市が今月検査したところ、ことし3月に収穫したものから、最大で1キロ当たり2770ベクレル、また、先月収穫したものから1キロ当たり955ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。シイタケは、屋外で原木栽培されたもので、横浜市によりますと、施設を利用したおよそ800人に汁物の具として提供していたということです。
出典 NHK



注)以下は両論併記してあります。



健康影響は出ないと語る井上登美夫氏
横浜市立大学 放射線医学教授 井上登美夫氏
出典 広報よこはま



ガンの増加を懸念するガンダーセン氏
私たちには二つ問題があると思います。
日本では、個人の健康問題です。何を意味するかと言うと、東京・東日本、特に福島県で、癌が統計的に意味をなす程の増加を起こして行くのに十分量の放射性物質を、個々の人々が吸引した事です。
放射能は間違いなくアメリカ大陸まで来ており、ロッキー山脈が壁になりほとんどの放射性物質が土壌に堆積した特に西海岸で、癌が増加するであろうことは確かです。
東京で高放射性粒子計測報告:米科学者。発癌率上昇! ガンダーセン(字幕) 
http://www.youtube.com/watch?v=-T2foWQ6xoo&feature=player_embedded


知らぬが仏?
病人が増えると儲かる利害関係者
http://goyotaisyo.exblog.jp/
原発御用大賞の投票が始まる


山下俊一「ピンチはチャンス!」
山下俊一
●長崎大学大学院教授・福島県立医学大学副学長 言わずと知れたMr.100ミリシーベルト

大橋弘忠「プルトニウムは飲んでも大丈夫」
大橋弘忠
●「格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも大丈夫」発言。
出典 原発御用大賞
コメント

園田政務官が5号機6号機の汚水処理水を飲んだ直後の11月2日、東京電力は「小規模な臨界が起きた可能性がある」と発表した。翌日、「臨界は無かった」と訂正されたが、これで有耶無耶にされたニュースがある。

園田氏が飲んだ水には2600Bq/Lの放射性物質トリチウムが含まれていた。トリチウムは主に原子炉で生じる物質で自然界の水には1Bq/Lしか存在しない。トリチウムはβ線を出し、半減期は12年、人体に入ると水素原子として利用され、遺伝子を構成するDNAに入り込み内部からDNAを破壊する可能性がある。

トリチウムが漏れている事は5号機6号機の原子炉と格納容器が共に破壊された事を裏付けている。また、東電の技術ではトリチウムを除染できない事も判る。

細野大臣は「これから再臨界が起きていないことを確認する方法を検討する」と言うが、炉心溶融物の位置が判らないままの冷温停止はあり得ない。3号機は2号機より更に状況が悪い。