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2011年6月5日日曜日

福島の母が涙の要望。今度はストロンチウム90が1億4千万Bq/Lの汚水

現在、福島に住む危険性をまとめてみました。
空気、食料、水源へと汚染が拡大しています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4742052.html
空気と水と食料が汚染されては生物が住めません。


水源地が汚染された!

福島の水源地は汚染されています。汚染された水辺に住む生物は汚染され、人間も例外ではありません。
出典 厚生労働省 5月26日発表
福島の水源地の川や湖の魚から高濃度の放射性セシウムと放射性ヨウ素が検出されている。暫定基準を超えるものは赤枠、下回るものは黄色い枠。



空気の汚染は今後も続く!

3、4号機の原子炉は上が筒抜けになっており、原子炉の蓋が開いた状態で核燃料が燃焼中であることは何度も情報提供しています。

ついに、細野首相補佐官も6月3日のブルームバーグでしゃべってしまいました。

やはり4号機の原子炉には「核燃料」が入っているようです。
出典 防衛省
放射温度写真ではグリーンに見える部分が使用済核燃料プールです。その右側にある原子炉内に赤く光る発熱体(核燃料)が見えます。4号機の原子炉には蓋が無く上が筒抜けです。原子炉の蓋が開いたまま核燃料が燃焼しているようです。

==== 引用はじめ ====

細野首相補佐官:できるだけ早い段階で冷温停止時期示したい
 (6月3日ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=auleygjCwRsA
細野豪志首相補佐官は「冷温停止をどう定義するかは専門家内でも意見が分かれている」と指摘した。通常では原子炉の温度が100度を下回れば冷温停止状態とされているが、細野氏は1、3、4号機については上が筒抜けになっており、100度を下回っても蒸気は出ないが湯気が出るので見た目は変わらないと述べた。

==== 引用終わり ====


注)ロゴが入っている画像はトリミング、URL記入、画質調整、などで加工してあります。オリジナル画像はURLからご入手ください。


1号機の原子炉は爆発の危険が高まっている
原子炉圧力が上昇の一途でありデータが正しければ爆発の危険がある。
出典 原子力技術協会
http://www.gengikyo.jp/report/pdf/1Fparameter.pdf

1号機は壊れつつある
1号機内で4000ミリ・シーベルト (読売新聞6月4日)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110604-OYT1T00372.htm


3号機原子炉も蓋が無く上が筒抜け状態
出典 東京電力 3月16日撮影
赤円内は原子炉格納容器からの白煙
黄円内は使用済核燃料プールからの白煙


4号機原子炉から噴出する白煙


4号機の原子炉は筒抜け状態(動画)で燃焼中
原子炉は空ではなく核燃料が入っている模様。
どう見ても放射能はダダ漏れ状態です。

参考

4号機の原子炉で核燃料が燃焼中! その2 「動画あり」http://phnetwork.blogspot.com/2011/05/blog-post_27.html

3号機の原子炉上部から白煙が出ている
http://phnetwork.blogspot.com/2011/04/blog-post_2030.html

1号機は爆発するのか?
http://phnetwork.blogspot.com/2011/04/blog-post_13.html


福島が抱える時限爆弾!
ウラン、プルトニウム、ストロンチウムが漏れつつある


4号機は倒壊の危険
4号機は徐々に傾きつつある
倒壊すると膨大な核燃料と汚水が放出される

 溜まった汚水の放射能は72京ベクレル
(京は1兆の1万倍)
出典 読売新聞6月3日
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110603-OYT1T00467.htm
東京電力は汚染水の放射能量を72京ベクレル(京は1兆の1万倍)と算定。
毒性の強いプルトニウムやウラン、ストロンチウムを含む高濃度汚水が10万5100トンもあり漏れつつある。

参考
福島の学童約1万人が避難、タービン建屋の汚水からプルトニウム“24㎎/L”

http://phnetwork.blogspot.com/2011/06/l.html

半減期29年のストロンチウム90も検出
出典 東京電力
2号機タービン建屋のストロンチウム90(半減期29年)の放射能は14万Bq/ml(赤枠)。
(Bq/Lで換算すれば、1億4千万Bq/L)


原発事故を受け、屋外での子どもの年間被ばく量の目安が20ミリシーベルトとなっていることについて、福島県の母親らでつくる市民グループが文部科学省に対し、目安の値を平常時の1ミリシーベルトに即時戻すよう訴えました。

 「20年後、30年後にもし息子ががんになったときに、なんてお詫びをしていいのか」(福島県から自主避難中の母親)
放射性物質を除去できるエアコンの学校への設置なども求めています。
参考
子どもの被ばく量 福島の母親ら訴え TBS News i 6月3日

コメント

依然として予断を許さない状況が続いています。事態が改善する目途はなく、状況は悪化する一方です。


1号機は原子炉の圧力上昇が続いており爆発する危険が高まっています。1号機内で4000ミリ・シーベルトの放射能が漏れています。3号機と4号機の原子炉では蓋が開いた状態で核燃料が燃焼しています。

福島第一原発には10万5100トンの汚水が溜まっており、毒性の高いプルトニウムとウラン、ストロンチウムが含まれています。この放射能は72京ベクレルです。

2号機タービン建屋のストロンチウム90(半減期29年)の放射能は14万Bq/mlです。Bq/Lに換算すると1億4千万Bq/Lです。

ウランやプルトニウム、ストロンチウムを含んだ汚水が10万トン以上も溜まっており、今も増え続けています。
この汚水は地下を通じて漏れている可能性が高く、事態が収束するまで子供と女性は避難した方が無難です。

福島の親は賢明なので母子の自主避難が始まっています。


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