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2011年10月31日月曜日

膨大な放射能を隠す人たち

原子炉の爆発は3月12日から15日の間に発生したが放射能の漏えいはそれ以前から始まっていた。3月11日から14日の期間は、放射能の大部分が海へ運ばれた。しかし、3月15日に風向が変わり東京上空に放射能が運ばれてきた。


注)ロゴが入っている画像はトリミング、画質調整、などで加工してあります。
オリジナル画像はURLからご入手ください。


セシウム137放出量は政府発表の2倍、チェルノブイリの半分 
新しい計算モデルによると放出されたセシウム137の量は3.5 × 1016 Bqで政府発表の約2倍、チェルノブイリ事故の約半分だ。
Caesium-137 fallout, however, is a much greater concern because it will linger in the environment for decades. The new model shows that Fukushima released 3.5 × 1016 Bq caesium-137, roughly twice the official government figure, and half the release from Chernobyl.
出典 Naturenews
Fallout forensics hike radiation toll


バスビー教授「莫大な放射能を隠蔽する原発産業」
「福島原発事故は人類史上最悪の原子力事故に発展しました。おそらくチェルノブイリの数倍は深刻な事故です」


「セシウム海洋流出、東電発表の30倍」
出典 TBS
フランスの放射線防護原子力安全研究所は、福島第一原発から海に流出したセシウム137の総量がおよそ2.71京ベクレルにのぼるという推計を発表した。東京電力は4月下旬の発表で福島第一原発から流出したセシウム137の放射能の総量を940兆ベクレルと推計していたが、今回発表された数値はその30倍近くに相当する。報告書は海に流出した放射性物質の量としては過去最大としている。


Figure 2 – Évolution de la répartition spatiale des concentrations en 137Cs dans l’eau de mer entre le 11 avril et le 11 juillet 2011.

Figure 5 - Concentrations en 137Cs dans l’eau de mer simulées par Mars 3D entre le 15 avril et le 26 juillet 2011 dans le Pacifique nord-ouest.

Figure 7 - Cartographie des concentrations en 137Cs dans les sédiments (moyenne des valeurs mesurées jusqu'au 14 octobre.

SOURCE 
 IRSN : Synthèse actualisée des connaissances relatives à l’impact sur le milieu marin des rejets radioactifs du site nucléaire accidenté de Fukushima Dai-ichi 
26 octobre 2011


水産物の放射能汚染状況
出典 農林水産省


南相馬の小中学生からセシウム
南相馬市の市立総合病院では、9月下旬から市内の小中学生527人に、ホールボディーカウンタで内部被ばく検査を行い、その結果、268人から少量の放射性セシウム137が検出された。最も高かったのは、体重1キロあたり30~35ベクレルで1人、20~30ベクレルが3人、10~20ベクレルが65人、10ベクレル未満が199人。
出典 TBS



我孫子の小学校で11.3マイクロSv
出典 TBS




埼玉・八潮市の高校で3.7マイクロシーベルト
県立八潮高校の校舎の雨水が集まる側溝付近の地表1センチの高さで、1時間あたり3.7マイクロシーベルトの放射線量が測定されました。
出典 テレ朝




日本の基準に驚く海外の専門家

【原発】食の安全基準を見直しへ ベクレル表示も
出典 テレ朝



現在の基準に見直しの動き 

【原発】「累積100ミリシーベルトで健康に影響」
出典 テレ朝



食品の放射性物質規制厳しく「年間1mSvに」

ベラルーシでは、3歳児までの乳幼児用の食品は1キログラムあたり37ベクレル、飲料水は10ベクレル、牛乳は100ベクレル、パンは40ベクレル、牛肉は500ベクレル、豚肉、鶏肉は180ベクレルなど食品ごとに基準値が細かく定められ、全般的に日本よりもかなり厳しめになっています。



御用学者という商売

御用学者とは公害を利用して儲ける商売だ



注)以下は対立する意見を両論併記した


 
原発マネーについて語る武田邦彦氏



「ピンチはチャンス」と露骨に語る山下俊一氏
山下俊一は年間100mSvまで大丈夫だと言う



「プルトニウムは飲んでも大丈夫」と語る大橋弘忠氏

 
奈良林直氏


プルトニウムを飲んでも大丈夫という教授がいると聞いて、私はびっくりしました。



健康影響は出ないと語る井上登美夫氏
横浜市立大学 放射線医学教授 井上登美夫氏



 
人体への悪影響は全くないと言う稲恭宏氏
英語字幕版

福島の人々が苦しむ中での不倫騒動



【西ドイツ放送】 死の地域に生きる



横須賀市の小学校では給食を丸ごと検査

 



コメント

新しい計算モデルによると放出されたセシウム137の量は政府発表の約2倍、チェルノブイリ事故の約半分だという。また、セシウム137の海洋流出量は東電発表の30倍だという研究結果も発表された。

EU放射線委員会のバスビー教授は福島原発事故は人類史上最悪の原子力事故に発展し、おそらくチェルノブイリの数倍は深刻な事故になるという。

事故から半年たった9月下旬、小中学生を対象としたホールボディーカウンタによる内部被ばく検査がようやく始まった。子供たちの放射能検査は家畜や魚介類よりも優先順位が低く、後回しにされている。

日本の子供たちの環境は最悪だ。関東の学校にも放射能汚染が広がっている。日本の食品放射能基準が緩すぎるという批判の声は海外からも上がっている。

一方、「現行の基準で大丈夫だ」「事故による健康影響は無い」という意見があるのも事実だ。武田邦彦氏は原発産業は大学の先生に2400億円も配っているという。いわゆる御用学者問題である。安全論者の多くは医療関係者であり病人が増えれば儲かる立場にある。

この2400億円を原発の安全対策に使おうという発想は無かったようだ。







 

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