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2011年7月16日土曜日

福島の原発誘致が始まった

福島県リスクアドバイザーの山下俊一教授は「福島第一原発事故による健康影響は微々たるものだ」という。

山下俊一教授を雇ったのは福島県だ。福島県は空気も水も大地も汚染されて農業、畜産業、水産業が壊滅的な打撃を受けており、県による安全キャンペーンは新たな原発誘致が目的のようだ。


山下俊一教授のトンデモ講演スペイン語版
福島の名前は世界に冠たる響きを持つ
Increíble comentario sobre la radiación dirigido a los ciudadanos de Fukushima


山下俊一氏は
「ニコニコしていれば放射能の害は来ない」
という


山下俊一講演の英語版とフランス語版はこちら



無人の警戒区域は原発建設に好都合だ


稲恭宏博士の講演も英語版が出た!!

人体への悪影響は全くないと言う稲恭宏氏
英語字幕版




「プルトニウムは飲んでも大丈夫」と語る大橋弘忠氏



プルトニウムの毒性は塩と同じという
奈良林直氏



プルトニウムによる周辺住民への影響は無いと語る
中川恵一氏



福島の水産業は壊滅的打撃を受けた
出典 水産庁
 
 
福島の農業と畜産業も大打撃を受けた
出典 東京電力



東電に入ろう
水が漏れてるけど騒ぐんじゃない
煙が出てるけどあわてるな
屋根が吹っ飛んだけど全然だいじょうぶ!

 
もちろん、違う意見もあります。


原発と白血病の因果関係(ドイツのテレビ番組)1/3


 
チェルノブイリ、そして福島で今起こっていること
日本の事故はチェルノブイリの何倍も深刻

オーストラリアの小児科医・医学博士ヘレン・カルディコットさんのカナダでの講演

小児科医として長らく原発問題と取り組んできた人。WHO,IAEAはチェルノブイリの被害を長年隠し続け、過小評価してきた。そのチェルノブイリと比較しても福島の現実は比較にならないほどひどいものだと指摘。カナダで­の原発問題を抱える市民に語る、チェルノブイリ・福島・そしてカナダの原発問題。






コメント

福島県リスクアドバイザーを務める山下俊一教授は「福島第一原発事故による健康影響は微々たるものだ」という。

山下俊一教授は「放射線の影響はニコニコ笑っている人にはきません。動物実験でわかっている」と語るが、放射能の影響を心配してクヨクヨする動物がいるのか?

山下俊一教授の講演は英語、フランス語、スペイン語に翻訳されて全世界に拡散中だ。稲恭宏氏講演の英語字幕版も出た。

大橋弘忠氏、奈良林直氏、中川恵一氏は「プルトニウムは飲んでも大丈夫だ」と言う。

「放射能による健康影響は微々たるものでプルトニウムによる周辺住民への影響もない」というトンデモ系学者による一連のプロパガンダを見れば、福島県は復興という名目で新たな原発を誘致したいようだ。

福島第一原発から半径20キロの警戒区域は無人化しており新規の原発建設には好都合だ。




3 件のコメント:

  1. 通りすがり2011年7月16日 18:46

    >稲恭宏博士の講演も英語版が出た
    >山下俊一教授のトンデモ講演スペイン語版

    これらの英語版やスペイン語版は
    どのような意図で、翻訳がなされたのでしょうか??

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  2. すみませんがドイツ語版のリンク先探したけど見つかりませんでした。リンク貼っていただけますか?

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  3. >福島の原発誘致が始まった
    とありますが、
    Wikipediaの福島原発のページをみれば、
    以下のような解説があり、
    もともと現在の福島原発は福島県が誘致したものの様です。
    したがって、いまさら「福島の原発誘致が始まった」ではないでしょう。

    ************ *******
    1950年代末頃の福島県は高度経済成長の波に乗り遅れ、産業近代化率も全国平均の270%と比較して126%と低位であった。このため福島県は産業誘致のため電源開発に努力していたが、エネルギー革命により常磐地区の石炭産業が斜陽化したため、新たなエネルギー源を模索していた。福島県は1960年に日本原子力産業会議に加盟し、原子力発電事業の可能性について調査を実施、県内の海岸地帯が小名浜、相馬地区を除き単調、人口希薄、30m程度の断崖になっていたため適地があると判断し、下記の3か所を選定した。

    大熊町、双葉町にまたがる地点
    双葉町
    浪江町

    東京電力は調査を進展させつつ、大熊、双葉の地元自治体に接触したところ、両町議会共全員賛成で発電所誘致を陳情した。

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