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2011年4月22日金曜日

原発避難者に放射能検査は不要か?

枝野官房長官「避難者の放射能検査は不要」

茨城県つくば市が福島第一原発事故により避難してきた転入者に対し放射能検査を受けた証明書を提示するよう求めたことについて、枝野幸男官房長官は4月19日、「過剰反応」とするとともに「(放射線は)感染症のようにうつるものではない。」と語りました。



防護服姿で福島を視察する枝野長官



視察後、放射能検査を受ける枝野長官
枝野官房長官は4月17日、福島相馬市の行方不明者の捜査を視察後、放射能検査を受けました。枝野官房長官は「福島県民は避難を余儀なくされ、風評被害にもあっておられる。苦労されている方を温かく受けとめていただきたい」と被災者の心情に配慮する温かい対応を行うよう理解と協力を呼びかけた。



「遅く来て、すぐ帰るのね」枝野長官来県で南相馬市民
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110418/dst11041801400002-n1.htm
枝野長官は17日午前、福島市から南相馬市へ移動し、市役所で桜井勝延市長と会談後、防護服に着替えて原発から20キロ圏内の行方不明者捜索現場で警察官を激励した。…おかみのAさん(62)は「こんなに遅く来て、帰るのだけは早いのね」。


重装備の枝野長官軽装の職員


枝野長官、過剰反応にならぬよう求める。

「防護服を着たのは放射性物質を圏外に持ち出さないためのもの」と放射性物質について徹底して対応しているとの姿勢を語り、不要な過剰反応にならないよう冷静な対応を求めた。

参考
原発避難者に放射能検査は過剰反応と官房長官
http://jp.ibtimes.com/articles/17807/20110419/1303214400.htm


コメント

枝野長官の福島視察の様子が報道され、やや過剰反応ではと話題になっています。原発避難者の立場や避難者を受け入れるつくば市の立場で考えると、同上の理由で避難者の不安や周囲の風評を取り除くために検査は必要だったのかも知れません。もちろん、実施に当たっては、不要な過剰反応にならないよう冷静な対応が求められます。



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